アレルギー:小麦 消費期限:当日中
小麦粉、砂糖、米の粉で蒸し上げた外郎生地に、小豆で作ったかのこをのせて錦玉を塗ってあります。
かのこは湯がいた小豆を蜜につけたものをいいます。3日間かけてゆっくりと蜜を浸透させながら糖度を上げていきます。一気に上げると硬くなってしまうので3日くらいかけて行います。
普通は大納言小豆という大きめのつぶで皮が破れにくい品種のものを使用することが多いのですが、手に入らなかったので大福にも使用している普通小豆で作りました。少し和三盆も入れてみました。
錦玉は寒天と砂糖を煮詰めたものです。
ややもっちりとしたあっさりとした味わいとなっております。すっきりした甘さにしてありますので暑い今頃でもさっぱりと食べることができます!30分くらい冷蔵庫で冷やしていただくのもおすすめです!
水無月とは?
こちらの説明書きをイラストレーターの佐藤さんにお願いしました。購入していただいた方にお付けしています。
水無月は氷が高級で手に入らなった時代に、庶民が氷の形に模した水無月を食べるようになったといわれています。
外郎生地が一般的ですが、中には葛で透明感あるものにしたりしてあるところもあります。こっちの方が見た目も氷に近いと思うけど、今も昔も葛も高級品ですから…。
今は冷蔵庫があるのでこれで涼をとるというよりも、1年の半分が終わったな~という行事菓子といった感じですね!
そんな水無月ですが食べたことない方はぜひお試しくださいね!