なくなり次第終了します
今年もお供え菓子作りました!消費期限は20日まで、乾燥材と一緒に入っています。お供えを下げて封を開けたらできるだけ早めにお召し上がりください。
今年も6個入りです。
左上から切り出しの水、すはまのきゅうり、黒糖すはまのかぼちゃ。
左下から琥珀糖のなす、スイカ2種類です。6個入っています。
お供え菓子って…
お盆やお彼岸の時期によくスーパーでも蓮の形をしたものとか色々出てきますよね。昔は、もそもそしたものでまずい!!という…いや飾るもので食べるものではない…と思っていました。今思うとどんな材料で作るとあの味になるんだろう?と思います(笑)
お供えは日持ちしてなおかつ夏の暑さに耐えられるものとして昔から落雁が多かったですよね。あとはゼリー。あんまり美味しくないイメージ…。
普通に作ってますけど美味しいですよ!そんな、まめはるの美味しい(笑)お供えたちです。
切り出し
切り出しは落雁のことです。砂糖、寒梅粉、味甚粉に白あんをつなぎにして作ってあります。落雁はつなぎを水かしとりと呼ばれる水+水飴を溶かした糖液で固めるのに対して切り出しは白あんだけです。
落雁は型にはめて打つのに対して、切り出しは色を付けたものを重ねて押したものを包丁で切りだすことから切り出しと呼ばれています。あんをつなぎにするのでしっとりとした食感です。
今回は水をイメージして3色にしました。涼し気な感じを出してみました。
すはま
すはまは、州浜粉と呼ばれるきなこの焙煎の弱いものを水飴などで固めたお菓子です。味はきなこ味です。一般的に売られているきなこでも作ることができます。そうすると色が濃く出てしまうので、ほかの色を付けるのが難しくなります。なので、焙煎の弱い色の薄いきなこ(大豆粉とも言います)を使用して色を付けています。別名豆飴とも呼ばれるお菓子です。
本来は水飴で作るのですが、お供え菓子では米飴を使っています。米飴はもち米などのでんぷんを糖化して作られるもので茶色です。コクのあるまろやかな味わいです。
ちなみに水飴は穀物や芋類のでんぷんから作られたもので料理にも使われたりしますね。こちらは水飴独特の味わいがあるので今回は米飴を使用しました。求肥なんかは水飴の方を使っています。
黒糖すはま
黒糖すはまは砂糖の半量を黒糖に置き換えて作りました。黒糖風味な感じです。全部黒糖でもよかったかもしれませんが、きなこ味に負けてしまいそうなので半量にしました。これは今回初めて作りました。
琥珀糖
寒天、砂糖、水飴を煮て固めたお菓子です。外はしゃりっと中はゼリーなお菓子です。今ではいろんな味わいで出してるお菓子屋さんもあります。ワインを入れたり、レモンやライムや果物の果汁など。
お供え菓子はシンプルに昔ながらの味わいです。形はなすとかスイカにしてありますが。なすの味とかしないです。
夏のこの時期だけの限定販売です!