今日は3種類のお菓子をご用意させていただきました
さくらんぼの琥珀糖、すはまの青梅、練り切り製の藤です。
さくらんぼのヘタの部分は雲平というもので作って挿してあります。雲平は砂糖と寒梅粉を水でこねて寝かせたものを伸ばして色付けしたもので、乾かすと固くなります。工芸菓子という観賞用のお菓子に使われるものですが、食べることができます。薄ーくのばして花びらを表現したりするのに使います。
薄いと割れやすいですが、ぱりぱりとした食感になります。このさくらんぼのヘタはそんなに薄くしてないので、ゆっくり口の中で溶かして食べる感じです。もちろん噛んでも大丈夫です。歯が折れるくらいの固さではないので(笑)
さくらんぼのヘタを爪楊枝とかなにか枝のようなものを考えてたのですが、全部食べられるほうがいいかな~と思って雲平にしました。もう少し細くてもよかったかも…。
すはまの青梅は形だけで一切梅など入っておりません。すはまは砂糖ときなこを水飴で練ったものです。豆飴とも呼ばれるなつかしい味わいのお菓子です。かわいい小梅にしました。
あとは練り切りの藤です。藤も今きれいであちこちで見かけますね。さくらんぼや青梅もスーパーで見かけるようになってきたのでそんなタイムリーな意匠でまとめてみました。