はすもちと読みます
蓮餅はレンコンの澱粉からつくられた蓮粉と砂糖を練り上げたお菓子です。れんこん餅と言われたりしてます。つるんともっちりな食感です。
まずはそのままでお召し上がりいただいて、きなこを付けてますのでお好みでお召し上がりいただけます。
きなこも黒須きなこと呼ばれる濃い焙煎のきなこを混ぜ合わせてあります。少し砂糖と塩も入れてありますが、蓮餅自体も甘めなのできなこはあっさりめにしてあります。
冷蔵庫に入れて冷やしすぎると白濁して白っぽくなります。つるんとした感じがなくなりますが、もっちりは残るので食べる前に冷やすのがおすすめです。
消費期限は当日中なのでお早めにお召し上がりください。
わらび餅とは似て非なるもの?
わらび餅はわらびの根からとれる澱粉で、今はやりのタピオカは芋の澱粉。わらび100%の本わらび粉は希少でお高めなので、最近わらび餅と言えばさつま芋澱粉やタピオカ澱粉など混ぜてあるものが主流になりつつあります。
そのわらび粉の中にもレンコン澱粉も混ざってたりします。すべてもっちりさせるもので構成されてます。この割合は作ってる会社で違います。わらびが入ってなくてもわらび餅粉なんてのもあるので、わらび餅はもはや「ぷるんとしたきなこかけてたべるやつがわらび餅!」という傾向ですね。名前だけ残った感じ…。それでもわらび餅は夏の定番だし安定の人気がありますね。
蓮餅は京都で有名
蓮餅の有名所といえば京都。黒糖味で出してるところが多いかな。あとは和三盆糖を使って高級に。
蓮餅は初めてやったので、黒糖やらの味がないとクセが強いのかな?味付けしたほうがいいかな?と思ったのですが、そのままの白砂糖だけで練ってみたら「これだけでもいい感じ!」と思ったのでそのままの美味しさが味わえるようにしました。多少はレンコンのくせ?のような味はあるのできなこを付けたということです。きなこかけるとほぼきなこ味じゃん!ってなるのでそのまま味わってほしい…。
わらび餅とはまた違った蓮餅をお楽しみいただけたらと思います。