今日は3種類です!
左から練り切り製でひまわり、切り出しで水、琥珀糖で青楓です。
練り切り
練り切りは黄色と白でこしあんを包んで、切り込みをいれて花びらを作りました。菊とかに使われる意匠のアレンジ版というところです。
真ん中にココアで色付けしたものに、けしの実をつけました。よくある定番のひまわりです。いつもより一回り小さいサイズになってます。
切り出し
切り出しは落雁の一種で砂糖、寒梅粉、味甚粉につなぎで白あんを一緒に練り込んだものです。しっとりした味わいで型に入れて切り出して使うことから切り出しと呼んでいます。中に豆を入れたりいろいろアレンジがききます。
今回は青と白の2色で水を表現しました。
琥珀糖
琥珀糖は寒天と砂糖と水飴を煮て固めたものを表面を乾かして仕上げるお菓子で外はしゃりっと中はゼリーな感じです。たくさんの砂糖を入れて水分を飛ばすと砂糖が再結晶して表面が固まっていくのを利用したものです。
こういう梅雨の時期はなかなか糖化しづらいので今回はグラニュー糖をまぶしました。空気中にも湿気など水分があるとなかなか乾かないんですよね。グラニュー糖は微粒子グラニュー糖なのでよりキメの細かいものを使っています。
夏を先取り!
まだ梅雨真っ最中ですが、一足先に夏気分を味わえるようなイメージにしてみました。色もいつもより濃い目にしてます。夏って色が濃い気がするので…。