道明寺製です
桜餅はオープンしてからやったことなくて、今年初めてとなります。
道明寺はもち米を一度蒸した後に乾燥させて2~3ツ割にしたものです。大体お店で見かける道明寺は3~4ないし5ツ割あたりでしょうか。つぶが少し残っている感じです。
今回はそれよりさらに細かい6ツ割のもの頭道明寺(かしらどうみょうじ)を使用しています。一番細かいので食感はつぶ感はないです。もちに近いなめらかさがあります。中はこしあんを入れてあります。表面に錦玉を塗って乾燥を防いであります。
桜の花びらと葉っぱを巻いて仕上げています。花びらはそのままお召し上がりいただけます。葉っぱはお好みでどうぞ。葉っぱも食べる派、食べない派に分かれますが、私は食べない派です(笑)食べても大丈夫ですよ。
*お彼岸の時期はおはぎに変わります!!
春のお彼岸3月17日~23日まではおはぎに変わるので一旦休止します。24日以降また再開します。
道明寺と長命寺
桜餅って実は2種類あって、この道明寺ともうひとつ、小麦粉から作るものがあるんです。それが長命寺とよばれる関東風桜餅なんです。
東京で修業してるときはどっちもやってました。でも圧倒的に作る数はこの長命寺のほうが多かったです。小麦粉や米粉などをクレープ状に焼いてあんを包んで桜の葉を巻きます。関東ではこっちが主流ですね。
関西でもこの長命寺タイプのものがあるところもあります。でも桜餅といえばこの道明寺でしょう!!となりますよね…でも東京にいてる時は逆だったので地域によって違うのも面白い経験でした。どっちも美味しいですよ!
長命寺懐かしい…(笑)いつかこっちの方もやってみようかな?