3月2日から始まります!
去年初めてやった花見団子を今年も販売することになりました。さくらとそのままのプレーン、抹茶と3つの味が楽しめます。
米の粉と砂糖だけで作ったほのかな甘さのもっちりしたお団子です。さくらには桜の葉をみじん切りにしたものと、桜リキュールを入れて香り付けしてあります。プレーンは米粉と砂糖だけなのでシンプルな味わいです。抹茶も生地に直接練り込んであります。ふわっと抹茶の香りがします。
団子と外郎の違い
団子も外郎も同じもっちりしたほのかな甘さのものですが、材料はほぼ同じです。お店によって多少違うかもしれませんが、米の粉と砂糖だけで作るのは同じです。ちなみにみたらし団子は砂糖なしで米粉だけで作ってるんですね。たれがありますから。
団子も外郎ももちもちで同じでは?と思われるかもしれませんが、これ材料は同じでも製法が違うんですね…団子は米の粉を水でこねて蒸してから砂糖を入れるのに対して、外郎は粉も砂糖も全部一緒に入れてから蒸しあげます。この違いだけですね…。
ちなみにたまにお茶菓子で作る外郎には少しもち粉と葛粉を入れて作ってます。あんを包んで、細工しやすいようにしてるだけなので本来外郎といえば、米の粉と砂糖だけですよ。この辺はお店の好みで違ってくるかもしれませんが。
米の粉と上新粉
京都で修業してるときは米の粉だったんですが、東京に行くと上新粉に言い方変わってて、こっちで上新粉くださいっていうと米の粉ですね?と言われたり(笑)昔は関西と関東で言い方違うだけなのかな?って思ってたのですが、調べてみると最近は米粉はさらに粒子の細かいものを差すそうで…。
米粉ってうるち米から作られるものの総称かと思ってたのですが、どうやら最近は一番細かいものを米粉というらしい…。おなじうるち米でも製法や粒子の細かさで名前変わるんですよ。
団子と外郎もそうだけど、この粉にしても和菓子って分類細かいな…。